中井洋美・作/佐々岡健次・絵「ドンガラ脱線シリーズ1 ドライヴはつらい!」(若木書房)
タイトル通りに、おデブとノッポの一行がドライヴに出かけて起こす珍騒動を描いた漫画
「ゆるゆる」な内容で、良く言うと、ほのぼの(悪く言うと、緊張感ゼロ)
まあ、この大らかさに癒される人もいるかも…
第一次怪獣ブームは多方面に影響を与えたが、「土曜漫画」にも影響が及んでいた模様
以前、サイトで紹介したものの、文字が読めないという意見があり、ここで大きめの画像をup
ただし、パソコン等の大きめの画面でないと見づらいかも
あの怪獣達を庶民レベルに引きずり下ろす内容をどうぞご確認下さい
同じ東邦漫画出版社の「継母の座」(160円)
父親は亡く、母親は映画女優のスターである故に、別の家庭で育てられたヒロインが、父方の祖父もとに引き取られて…という物語
小学生でありながら、軽井沢から果ては北海道まで、母親を追うヒロインが印象的
にしても、昔は芸人って差別されていたんですね
北原功志「足音」(1987年「ホラーハウス1月号」)
「下校途中の女生徒が謎の足音に追われて…」というショート・ショートだが、あまりに奇想天外(or 意味不明)な結末に衝撃を受ける
絵柄も味があり、北原功志先生が気になって仕方がない
情報が皆無に近いので、他の作品を御存知の方は教えて下さい
巴里夫「○×カレンダー」(1970年「りぼん正月特大号」付録)
私が産まれる前の話なので、推測だけども、受験が本当に「戦争」だった頃の作品
巴先生は心温まる作品が多いが、これは、親や教師の虚栄心のために、心を病む女児をリアルに描き、非常にシリアス
一応はハッピーエンドだけど、読後感は重い
@PedoroEndou あと、「ソリティア本誌のBELNE」との記述がありますので、こちらも参考までに載せておきます
「ソリティア創刊号」(1986年11月)掲載の「銀朱(あか)のクラテル」
少女漫画に関しては門外漢で、よくわからないのですが、こちらの方が本来の絵柄のようですね
「ミステリーホラーコミックス」(1988年「小学五年生12月号」付録)
これに「あさりちゃん」きってのトラウマ・ホラーが収録
あさりちゃんが、海を漂流する夢の中でモンスターに襲われる話で、「バタリアン」かと思いきや、正体は何と「クトゥルーの神々」!!
あさりちゃん meets ラヴクラフト…凄いゼ
故・帯ひろ志先生の「死霊」(「 呪われた怨霊大百科」(ケイブンシャ/1987年7月15日発行)収録)
怪奇マンガとの相性が悪かったのか、内容はどこか精彩を欠くように感じるが、「ミラクル・ランジェリー」の帯先生だけあって、女の子は可愛い!
帯ひろ志先生の怪奇マンガって他にもあるのだろうか?