「忍風別冊」(150円/三洋社)掲載の「夏期漫画研究会」広告
タイムマシンがもし、あったら…とよく言うが、これは是非とも参加してみたい!!
講師の豪華さに溜息が出る
また、補助参加講師にも穴馬がおり、侮れない
個人的には、初期「怪談」(ひばり書房)のB面作家、山下よしお先生が最も気になる
箱ミネコ先生「こんな死に方はゴメンだ!」
幼い頃から多くの病魔に苦しんだ作者による「アッと驚く死に方」大全集マンガ
読者投稿だけでなく、様々な事例を幅広く紹介していて好感
弘兼憲史先生を悶絶させ、「私は象の肛門にハマって死ぬのが一番嫌だ」と島耕作に言わしめたのは伊達じゃない!!
お勧め
神津美作・イラスト/豊島久雄・ストーリー「蝙蝠舘」(「漫画と小説」1968年2月号)
兄の死体を受け取る為、山奥の舘を訪れた侍。そこでは、彼の一族を恨む男が血吸い蝙蝠と共に待ち受けていた…という内容
物語・絵ともに荒みきっている所にC級怪奇貸本漫画のテイストを感じる
神津美作については謎
紀能圭子「魔人形」(1989年「少女フレンド3月10日号増刊サスペンス&ホラー特集号」)
西洋人形が歩く度に惨劇が起こる…という内容で、人形が生理的に気持ち悪いのに加え、残酷描写もキツい
単行本未収録の為、トラウマだけど題名がわからない人が多いのでは?
そういう人達に届け!!(届けるなよ…)
恐らく、故・桜井昌一先生の筆による「悪魔くん」
桜井先生の絵柄がかなり入っている様子で、本家のカリスマ性が全く感じられず、そこらにたむろしている生意気な悪ガキっぽいオーラがムンムン
でも、見ているうちに、これはこれでありと思い始めた
悪魔くんはとりあえず、顔がひねていたらそれでいい
古今東西、色々な「魔女」がいるが、鹿野はるお先生の描く魔女は独特な味わい
「死を予告する魔女」(「怪談別冊⑭」)の題名通りの内容だが、そんな事を考えなしに人に教えて、命の危機にさらされるオマヌケさん
あと、だしぬけに三白眼になったり、より目になったりするのは、やっぱり魔女だから?
田舎では今、筍が旬(親父が暇にあかして、山で大量に掘って来た)
んで、筍と言えば、個人的には、黒田みのる先生
何故かは知らねど、筍が人や動物に突き刺さる怪奇マンガを描いておられる
他にもあったら、また報告したいと思います
(二番目の画像から順に「竹の家」「たけのこ」「たけのこ時間」)
私は地方の人間だが、東京オリンピックの華々しいニュースの裏で、日本が色々とヤバくなりつつあるような気がして仕方がない
畠大輔「狭い箱」(1967年頃)の一頁の様にならない事を祈ります
(「狭い箱」は池上遼一・他「すばらしき時代」(東考社/ホームラン文庫)収録。https://t.co/Utpd0Iufu5)