ちなみに、作品の主人公のエロ小説家、川下草薫のモデルは「川上宗薫」に違いない(読んだことないけど)
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あくまでも想像だが、辰巳先生は川上宗薫の作品を読んで、イメージを膨らませたのではなかろうか?
能坂の「四畳半襖の張りかえ」裁判(ソノママ)も時代を感じさせる
関すすむは珍妙な作品を幾つか残しているが、私のベストは「怨霊」(「オール怪談・75」)
何故か母乳が出るようになった老婆を、子連れの女幽霊が毎夜訪れる。乳を吸われた老婆は衰弱し、警告にも関わらず、息子に相談するが…という内容
「老婆から母乳」…この発想がどこから生まれたのかが永遠の謎
(エロあり。注意)
ジョージ秋山「フィッシュ・ラーゲ」に、娘の股間に斧が叩き込まれる、凄惨な描写がある…かと思いきや、実は、斧が叩き割ったのは海亀という展開で、ズッコケた
「女性のお股」に「亀」…深い意味があるような、ないような…
多分、作者の単なる思い付きに過ぎないんでしょうがね
漫画にとって「目の表情」は重要だが、その真逆を行く(?)作品が、森まさみ「ふうてんマリア」(「漫画サニー」1968年4/23号)
男キャラはともかく、ヒロインの目が余りに感情が希薄で、妙に不安を煽る
ラスト、自分の頭に無造作に弾丸をぶち込むヒロインの虚ろな目が私の心を鷲掴みにして放さない…
映画の出来はともあれ、いばら美喜先生「悪魔のメモ」を彷彿させるシーンがあったことが嬉しかった(特撮の出来はイマイチだけど…)
この映画の約半世紀も前に、こんなアイデアを考え出した、いばら美喜先生の作品は今でも充分に斬新だと思う
やはり「センス」によるものなのか…
杉戸光史「赤毛の吸血少女」より
吸血鬼をたとえるのに、往年の名レスラー、フレッド・ブラッシーを持ち出すか…
でも、相手が「ブラッシーのような吸血少女」であれば、空手三段では歯が立たんわな
ブラッシーの噛みつきに関してお知りになりたい方は以下のサイトをどうぞ
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黒田先生と並んで「何故こうなったのか、よくわからない描写」が多いのが、望月みさお先生
最初は天然だと思っていたが、最近、考えが変わってきた
もしかしたら、新たな表現に果敢に挑んだ「開拓者」だったのではなかろうか?
過去の「試行錯誤」が今になって斬新…かも…
(勘違いだったら、ゴメン)
画像は、杉戸光史先生「夢美人花占い?」から抜粋
難波(健二)、楳(図かずお)、池川(伸治)、松下(哲也)と、当時の漫画家さん達の交流が窺えて、興味深いです
ちなみに、杉戸光史先生は作品の中でしばしば「彼女募集中!」とアピールしておりますが、果たして効果はあったのでしょうか?
いばら美喜先生の貸本漫画はどれも最高だけど、本編だけでなく、編集後記も滅法味がある
イラストと共に、テキト~な思い付きとしか思えないコメントはやはり唯一無二のものでは?
クールでありながら、冷笑的にはならず、どこか洒落っ気があるところが実は大きな魅力なのかもしれない