あくまで個人の感想だが、青江雪生先生「地獄に続く部屋」に、呪みちる先生を彷彿させるコマがあり、気になっている
単なる偶然に過ぎないだろうし、また、「全然似てない」と言われたら、そのような気もするし、モヤモヤしている
まあ、こんなことをネチネチ考えている時点で、ネクラであることは確か
怪奇漫画と思ったら、実は悲恋もの、森由岐子先生「死の花嫁衣裳」
孤児の真吾は網元の一家に引き取られ、そこの娘、桃代にいびられる。青年になった彼は、財産家の老夫婦のもとに養子に行き、友田章子と運命の出会いをする。が、肺病が彼を蝕んでいた…という物語
典型的な内容だが、既に完成している
人形ものの隠れたトラウマ・ホラーをもう一つ
かわいありさ「首狩り人形」(「サスペンス&ホラー」1994年12月号)
死産した妹の魂が人形に宿り、首を切りまくる…という内容
伊藤潤二先生「首のない彫刻」の劣化コピーっぽいが、こちらはなりふり構わない残酷描写で勝負
チャッキーも裸足で逃げ出すぜ!
帯ひろ志「死者の人形」(「恐怖ミステリー冬の体験大百科」)
「ケイブンシャの大百科」の一冊に収録され、多くの人の記憶に焼き付いているかもしれない
帯先生は可愛い女の子に定評があり、人形も可愛らしいのだが、人を襲う時は実に凶悪で、落差が味わい深い
心温まるラストに作者の人柄を感じる
木の実和「テレビこぞう」(「小学三年生」1959年6月号付録)
日本では1953年にテレビ放送が始まり、1959年には白黒受像機が200万台を超えたそうだが、これは1959年頃のテレビ業界を扱った漫画
たったの6年でテレビ放送産業が隆盛した事が窺える
また、スターの過労や無神経なマスコミの描写も興味深い
「もう母さんはいない」(170円)
純子は、親友の姉がアル中の父親のせいで失明しそうと聞き、治療費の工面に奔走。それを契機に、死んだはずの母親が精神病院にいることを知る…という物語
印象に残ったのは、アル中の父親のたそがれ方と、ラストの骨壺を下げた少女の描写(他の絵じゃダメなのか?)
レナウンが倒産
んで、レナウンと言えば、やはり「ワンサカ娘」
んで、矢乃藤かちすけ「青い霊のたたり」でも使われていた(歌詞が若干変更・「走れブンブン」は元ネタあるのか?)
https://t.co/3dqu47pryR
画像は、若者達が、深夜の自動車道でスピードレースをするシーン
後で事故って皆、死にます
なかなか「味」のある誤植だと思う。
(画像は、夏川ちさと「月夜に別れて涙ぐむ」(ひばり書房)より)
「毎夕新聞」もたまに見かけます。
違いを出そうとしたんでしょうね。
画像は、たちばな純「風魔64」(文華書房/1964年頃?)
好美のぼる先生はエロ漫画も描いていたことはマニアには知られているが、実物を見たことはない
ただ、「呪いの首飾り」のコマを見る限り、エロ漫画の評価が低いのも納得
吊り目の陰険キャラを差し引いても、これ程、ときめかない下着姿の少女は珍しいのでは?
絵の問題か、サービス精神の欠如なのか…
@tokusitukei222 あと、これは入手困難な本ではありますが、個人的に一番面白いと思うのは「大地震」(芸文社/1974年)(写真映りが悪く、すみません)
内容は、東京が地震に襲われ、人が死にまくる…というストレートなもの
雑誌版(1970年頃)と二種類ありますが、単行本の方は残酷描写が追加されて、お得(?)です