RIP とりいかずよし先生
と言っても、私の知識は非常に浅い
そこで、マイナーな「土曜漫画」掲載作品をご紹介
「えくそたしー」(1970年4/10号)
「便所おんな」(同年5/8号)
赤塚不二夫先生に言われたとはいえ、ウンコ漫画を極めたのは、やはりプロ意識の高さによるものだったのでは?…と考えている
木村知生・画/三木孝祐・作「UFO狩り ATTACK4 宇宙人の影を追え!!」(グリーンアロー出版社)に「宇宙人=河童」という大胆な説が説かれていて、衝撃を受ける
ただ、「にている!!」と強調しているものの、背丈しか似ていない気が…
でも、ここまであからさまだと詐欺ダイエット広告みたいでいいなあ!!
原木亮「肌色の誘惑」(「ヒットパンチ 1971年10月号」)
深夜、隣に住む女性の喘ぎ声にひかれ、青年が天井裏から隣を覗くと…という内容
いばら美喜の影響の強い絵だと思うが、どうだろう?
手書きの間投詞や、投げやり&スプラッターなラストは、いばら美喜ぽいけどなあ(違ったら、ごめんなさい)
私の知る限り、赤塚不二夫先生が描いた怪奇マンガは「ニャロメのおもしろ麻雀入門」収録「裏ドラについてニャロメ!」のみ。内容は、地獄でパパが血まみれのバカボン、チビ太、おそ松と蜘蛛の糸の権利を巡って、麻雀をするというものです。実は、「おそ松さん」の先を行ってるとか?(テキト~です)
脱力系の漫画家と知られる(?)多摩海人先生の「赤い湖」
毎年、5月21日になると、水が真っ赤になって、通りかかった人を引きずり込む湖の秘密を描いた作品だが、人が湖に飲み込まれる時の音が「スポッ」
このマヌケな擬音語のせいで、ミョ~にのどかな作品になってしまってるような気がする…
70年代の平野仁・作品は尖がったものが多い気がする
「男を殺せ!国際女性テロリストの実態」(レポーター・陶山密/「漫画パンチ増刊」1970年4月22日号)
女テロリスト、グリニッチ・ヴィレッジ、ボディペインティング、アングラ芸術家、フリーセックス、LSD…
う~ん、カウンターカルチャーだな!!
謎の多い、緑川ほうれんそ先生(女性?)は少女漫画出身っぽい
「別冊少女フレンド 1973年3月号増刊」に「王さまの耳はロバの耳」が掲載されている
内容は、見ての通りの、非常にユル~い、脱力系のギャグ漫画
「レズ」が扱われているが、その頃には既にパロディやギャグの対象になっていたのだろうか?
中島利行「わるふざけをぶっとばせ」
低俗なTV番組を真似る子供達。それに業を煮やした少女が学級会で「女の子をばかにするわるふざけ」に抗議する内容
俗悪なTV番組、更には大人への、作者の批判を感じる
ただ、掲載が子供新聞の為か、「性の目覚め」には敢えて触れていない気がする
難しいテーマです