恐らく、古賀新一先生の二作目
古賀申策・名義「不気味な目撃者」(「夜の牙⑮」(ひばり書房)収録)
強盗殺人犯の男。事件は迷宮入りするも、目撃者の男が彼の行く先々に現れる…という内容
ストーリーに若干無理があるものの、雰囲気の盛り上げ方が実に巧み
やはりスリラーが性に合っていたのだろう
ちなみに、好美のぼる先生「あっ!生命線が切れている」には「パコパコー」というサイレン音があった(何かヒワイだぞ)
個人的には、次のコマの木枯らし音「ピーュー」も好きです
私は地方の人間だが、東京オリンピックの華々しいニュースの裏で、日本が色々とヤバくなりつつあるような気がして仕方がない
畠大輔「狭い箱」(1967年頃)の一頁の様にならない事を祈ります
(「狭い箱」は池上遼一・他「すばらしき時代」(東考社/ホームラン文庫)収録。https://t.co/Utpd0Iufu5)
英圭介・作/菅沼要・画「チングセイグ博士のセクシーマシン 乳房ぼうちょう車 ボインやおまへんカー」
マッドな博士が発明した車で、日本中の女性を超巨乳にして、男共をダメにしようとする。ウルトラSEX警備隊が対策に乗り出すも…という話
ぶっちゃけ、骨の髄までいかれた漫画です
最高だ!!
中山高士「秘密の爪あと」(「マイコミックJumbo」1980年12月号)
エロ劇画は詳しくないけど、この絵、笠間しろう先生の絵と似ている気がする
笠間先生本人なのか、それとも、フォロワーなのか…
「中山高士」で検索しても、「STAR FUCK」位しか出てこない
詳しい方、教えていただけませんでしょうか?
昔、「独身アパート どくだみ荘」というヒット漫画があった(中学生の時、少しだけ読んだが、汚らしいという印象しか受けなかった)
その先駆けかもしれない、稲賀隆志「秘画の淫獣」
主人公の精薄でエロキチガイの清掃夫が「どくだみ荘」の主人公にそっくりな気が…
でも、作品の内容とマッチしてます
手塚治虫先生の異色作「I.L」の一編「フラレルノ大統領の宝」に、当時のSF関係者が勢ぞろいしているコマがある(手塚先生と交流があったのかな?)
個人的に興味深く思ったのは、真鍋博さん
あのようにお喋りな人だったのだろうか?
あと、水木しげる先生の似顔絵もあり、いい意味での悪ふざけが楽しい
最近のゲームではVR対応のものが続々と出ているらしい
近い将来、VRゲームが主流になるのだろうが、近未来でも「クレイジークライマー」は健在らしい
(画像は板橋しゅうほう先生「エイリアンクラッシュ」より)
やはり、真の名作は色褪せないという事なのか…(やればわかるが、確かにアレはハマる)
松本正「薔薇のオラトリオ」
超能力専門家、ダフネ博士が自分の誘拐を予知する。射撃の名手の娘が保護を彼の指示されるが、犯人に全て先手を取られる。犯人は超能力者?…という内容
ストーリーよりも、ダフネ博士の強烈すぎるビジュアルに目が点!
どう見ても、KISSのジーン・シモンズですやん!!