本日、サイトで作品を取り上げた漫画家、莨谷(たばこだに)弥生先生
知名度は皆無に近く、謎が多いのですが、個人的に気になってます
好きな作品に、水死した妹が蛙に転生する「再来の瞳」という作品があります
この蛙少女、帽子がとってもチャーミングで、このコマだけで傑作と断言してしまいます
マイナーな作品ですが、サツキ貫太先生「古沼の記憶」(「怪談64」収録)もあります
古沼に入水して、蟹に転生した少女が、恋人を殺した男達に復讐する…という内容で、いい年こいた大人が蟹一匹に血相を変えて、大騒ぎをする描写は微笑ましいものがあります
「蟹・ホラー」の逸品だと勝手に信じてます
すねやかずみ先生の隠れた佳作「踊れ!墓場で…」(講談社)
この作品に出てくる、伝説の恐怖漫画家「死野埋葬虫(しのしでむ)」が気になって仕方がない。
すねや先生があの大先輩に敬意を表した…と考えても大丈夫ですよね?
偉そうに「人の目を見て話せ」とか言う輩がおりますが、私、人の目を見て話せないのであります
たまに合わせるぐらいならできるけど、ガン見しながらなんて、とてもとても…
と言ったワケで、渡辺正美・絵「悪魔のささやき」にある、この描写には妙に感情移入してしまうのです
放っておいてくれよ~
少女漫画の巨匠、山岸凉子先生
幅広く描かれているが、このタイトルにはのけぞった
「学園のムフフフ」(1974年?)
学園ラブコメ(?)だが、ギクシャクした絵柄と内容のギャップが半端ない
「バカボン」(山岸リョーコのマンガを読むのだ!)やアニメ版「デビルマン」が出てくるのも味わい深過ぎる…
「母さん死ぬのいやよ」(160円)
夏川ちさと名義でのひばり書房からの一冊目
ミステリー仕立ての難病もので、詳細は下のサイトを参照の事
https://t.co/Sgx1EvYj73
もしかして、この作品の難病って、ライ病?
大概の少女漫画では肺か心臓の病気なのに、こんな因業な病気を持ち出すなんて、何ちゅ~か…
J・ハーバートの第二弾が、発狂ガスによる惨事を描いた「霧」
これに影響されて描かれたらしいのが、わたなべまさこ先生「リリアム」
https://t.co/rSSz7Wj1tc
「少女コミック」でこの内容とは…(過去に楳図かずお先生「洗礼」があるけども)
読む度に、わたなべまさこ先生の「本気」に感銘を受ける
赤塚不二夫「ニャロメのおかしなおかしな囲碁格言」(日本棋院/1983年)
赤塚キャラが囲碁格言の解説をする本だが、成人の囲碁ファンだけでなく青少年も読む可能性があるというのに、豪快なSEXネタを盛り込んでいる
これが赤塚先生の心意気なのであろうか?
(単に下ネタが好きだったからかも…)
古賀新一先生のアダルト版「エコエコアザラク」こと「魔女の棺」
ヒロインの棺魔子は、どう見ても、黒井ミサなキャラで、呪文はオリジナルらしき「ルキフェル カベラ カベラ」(呪文はこれしか唱えません)
この呪文の元ネタについて心当たりのある方がおられましたら、ご一報いただけると幸いです!
黒田先生と並んで「何故こうなったのか、よくわからない描写」が多いのが、望月みさお先生
最初は天然だと思っていたが、最近、考えが変わってきた
もしかしたら、新たな表現に果敢に挑んだ「開拓者」だったのではなかろうか?
過去の「試行錯誤」が今になって斬新…かも…
(勘違いだったら、ゴメン)