承前最終頁
まとめると
餓鬼となった母に食べ物を送ったが、独り占めして遠くに飛ばされた、主人公はその浅ましさを嘆いたが、母の真意は別のところにあった
と言う大筋以外は元作品に似ていないかけ離れたビジュアルですが、何か情報がある方がいたらお願いしますと言う無茶苦茶な話ですすみません
調布市文化会館で開催中の「#つげ義春 と調布」展を遅ればせながら鑑賞
予想を超えるヴォリュームに吃驚
60枚を超える漫画原稿と関連写真
貴重な家族写真
2019年撮影の「調布巡礼」ビデオ
その他諸々…
これはもっと大々的にPRすれば遠方からでもファンが押し寄せたのでは?と思える充実の内容でした
岩本:石川さんのランニング姿は山下清だと言われてますが、実は「紅い花」のマサジ少年だとか
石川:どっちも違います。演奏中に暑くなり結局裸になるんでこうしただけで、長髪から丸刈りにしたら山下清と言われるようになりました
岩本:じゃあ「紅い花」情報はガセですか
石川:ガセです
#つげプロ
単行本化に際しての改変
手塚治虫「海のトリトン」
時事ネタ削除
1971年5月30日掲載「中国とアメリカのようにだ」→「考えなおせ!」
1971年3月~4月に名古屋で開催された世界卓球大会での米中接近(所謂ピンポン外交)を含む「中国と米国の雪解け」をネタにしたものと思われます
芳崎:その姿勢は終始一貫しており自分の過去の作品を否定していません。それを描かずにはいられない作家としての本質に感銘を受けます。
三原先生が最後まで前向きだったのは「はみだしっ子」ラストのクークーのエピソードと重なります。既にこの世にいないクークーのメッセージが時間差で帰って来る
9月21日は宮沢賢治忌日
#銀河鉄道の夜
ますむらひろし版
最初の漫画化にして最大ヒット作
登場人物を(氏の作品ではお馴染みの)「二足歩行猫型」にしたことによる非日常感覚の加速
原作の台詞を忠実に使用しつつ、上手く省いて読みやすくメリハリを持たせているのも巧み(原作への深い愛情と理解)
そのシーンがある「海辺のカイン」Ⅲ章は、雑誌掲載時→単行本収録時の改変が特に激しく、台詞や絵が随所で変わっています
本作は(想像で勝手に言わせて貰いますが)「早すぎたLGBT作品」とも言うべき野心作&新境地ゆえ、作者も推敲を重ね、試行錯誤されたと言うことありましょうか
#樹村みのり
3月24日は
大島やすいち先生の誕生日です
当時17歳のデビュー作「青春の土」
週刊少年サンデー1971年6月6日号、32ページ
既に沼田清先生のアシスタントを務めていたとは言え、高校生とは思えない完成度です
星野:急に動き出すシーンと静寂の交錯(写真①②)こういう展開が印象に残っています。この「布を…」のシーン(写真③)が凄く好きで、騒ぐでもなくそれでいて深刻な事態を伝えている、これは真似できませんでした。畳み掛けるように一家が滅ぶシーン(写真④)も上手いし引き込まれましたね
昔落札したジャンク品の束を眺めていたら
少年ジャンプに描いたコント55号やザ・ドリフターズの漫画で有名な榎本有也先生の作品が…
(カゴ直利先生の「忍術百々地三太夫」6月10日発売とか、八月号別冊付録に続く、等の)枠外情報から判断して「おもしろブック」1959年7月号からの切り取りらしい