ディストピアな星から謎の美女と共に謎の船に乗って謎の事件に遭遇しつつ謎の旅する話。なんだか聞いたことのある話の骨組みだが1巻で完結なのですぐ目的地(地球)に到着する。
どんな形してるのかはっきり描かれないとは言え主人公を乗せて宇宙を行く乗り物が電車の次は「カーフェリー」とは。不思議なチョイスだ。
999と最大の違いは一緒に旅する美女が時に主人公と殴り合いの喧嘩する男装のおれっ娘(ぼくっ娘じゃなく)なところ。すごくいい。やっぱり松本零士って現代萌え漫画のルーツ(の一翼)だなあ。
「断腸亭にちじょう」めちゃくちゃ上手い漫画として楽しみました。自分の父も大腸ガンやってるんで、本当に人ごとでなく、背筋が寒くなりながら。
後にアニメの歌詞にもなった「タリラリラーン」に比べて「タリルラーン」はほとんど省みられることなくて不憫である。
高妍先生の『緑の歌』いただく。うわ。可憐な線が連なって連なって描かれる儚げな、胸が潰れそうに切ない少女の日常がたまらん。自分には100年かけてもたどり着けぬ世界。でも下巻の台湾クジラ爆発事件とか台湾犬のくだりは怪しげでくわーッと声が出ました。ありがとうございました。素晴らしい世界。
古本屋で購入。『野郎にアタック!』初出が出てないけど、どこかの少女誌の連載かなあ。ギャグのテイストがプレ・ホモホモ7な感じ。作画グループの手はどのくらい入ってるのかな、これで。