村野守美『草笛のころ』(1977)には田舎の処女が初潮を迎えるシーンがある。これは、つげ義春『紅い花』に始まる70's『ガロ』の叙情路線の影響を色濃く感じさせ、ついでにシンデンのマサジに相当する男の子もいるんだが、処女は中学生だ。通俗的表現になるが今で言う「おねショタ」の元祖といえるかも
『ガロ』は土着的で『COM』は都会的といわれるんだが、僕はやっぱり『ガロ』派だな。特に手塚的な漫画に対するオルタナティブとして機能していた60~70年代。
白夜書房『□リコンランド8』の摘発は、読売新聞・夕刊(85/9/19)19頁にも記載がある。どうやらワイセツへの引き締めで蒼竜社(現・辰巳出版)と英知出版も同時に検挙されたそうだ。なお、これ以前にも少女写真集『モペット』が摘発され、80年には有罪判決を受けている(https://t.co/a21exi3VSI)。
@manga_gorilla 山野一は「登場人物に一切感情移入しない視線」が持ち味で、そうした「冷めた狂気」にこそ神髄が表れている気がします。ある意味で神様の目線に近いというか。
@manga_gorilla 概念自体は大昔からありました。やまぐちみゆき先生が『漫画ホットミルク』でこんな4コマも書いてましたし。ジャンルとして受肉するのに25年近くもかかったというか…