白夜書房『□リコンランド8』の摘発は、読売新聞・夕刊(85/9/19)19頁にも記載がある。どうやらワイセツへの引き締めで蒼竜社(現・辰巳出版)と英知出版も同時に検挙されたそうだ。なお、これ以前にも少女写真集『モペット』が摘発され、80年には有罪判決を受けている(https://t.co/a21exi3VSI)。
山崎春美はよっぽど、この二人について語りたくないんやなあ、というのが伝わる自筆の人命事典。説明にすらなってない。
コンビニのエロマンガ誌は世の中からなくしてはいけないよね。
これは連載マンガのようだけど、あらすじがないので「どうしてこうなった」だし、絵面がアレ過ぎて最早「エロさ」がゲシュタルト崩壊してるし、メチャクチャ面白いわけでもないんだけど、とにかく謎のパワーに満ち溢れている。
コンビニのエロ本撤去の報を聞いて(撤去されてない方の某コンビニに)駆けつけたら『ホットミルク』(人妻NTR系のエロ漫画雑誌)が売っていたので買ってきた。
で、読むと爆笑。
クロちゃんがモデルの醜男が出てきた。語尾が〜みん!、口臭が臭い、盗撮野郎などの水曜日ネタも織り交ぜておる。
日本漫画界に確信犯的な「萌え」が登場したのが70年代後半の1年余り、この時期は萌えのインフレーション期で、吾妻ひでおの黒本を起爆剤とし、エロ劇画がエロコメに突然変異した。同時期の第1次ロリコンブーム然り、これら美少女ブームには気づき・発見に近い物を感じる(つまり元々潜在していた)