同じ雑誌に掲載の、叶バンチョウ「スケ番真理ちゃん 覚性剤を追え」
ナナハンに乗った淫乱娘がキング・サイズの一物を求めて旅をする内容らしい
当時の事は詳しくないが、「天地真理 meets ワイルド7」なのだろうか?(スケ番映画の影響もあるのかな?)
とりあえず、「覚性剤」の安直さが好きです
ヒロインのチョ子は「ズカファン」という設定で、当時の宝塚のシーンが出てくる
チョ子が見に行くのは、雪組の正月公演で、「お正月公演はてつ夜でなければ、キップがかえない」というセリフもある
男装の麗人が歌うのは何の歌だろうか?
宝塚に詳しい方がおられましたら、ご教示いただけると幸いです
同じ雑誌に掲載の、ベイビィ鈴木・原作/平野仁・画「赤軍一家殴り込み」
赤軍の連中が、武装蜂起の手始めに、暴力団を急襲する…という内容
日本赤軍には「独りよがり」かつ「陰湿」という印象しかなく、何の共感もないが、暴力団に喧嘩を売るのは、実にアナーキー!!
中途半端な終わり方が残念です
斉藤あきら先生によるホラーSF短編「貸室あり」(「コミックミステリー」1969年7月特大号)
ある団地に引っ越してきた家族。少年は、管理人が鬼で、人肉を食べると知り、両親に訴えるのだが…という内容
この作品でも、人類はエサなんだなあ…
オチは山上たつひこ先生の初期SF作品「一軒家」に似てます
英圭介・作/菅沼要・画「チングセイグ博士のセクシーマシン 乳房ぼうちょう車 ボインやおまへんカー」
マッドな博士が発明した車で、日本中の女性を超巨乳にして、男共をダメにしようとする。ウルトラSEX警備隊が対策に乗り出すも…という話
ぶっちゃけ、骨の髄までいかれた漫画です
最高だ!!
小学生の時のトラウマ、手塚治虫先生「ザ・クレーター②」
実は、今も苦手(特に、身体両断のシーンと、いけにえの断首のシーン)
改めて読むと、語りの上手さに驚く
元ネタがあっても、それを巧みにアレンジして、自分の作品に仕立て上げている
スポ根以外はどんなジャンルでも描けたというのも頷ける
便所と怪談は相性がいいのに、昔の怪奇漫画ではあまり扱われていない気がする
(例:池川伸一「白髪娘の呪い」https://t.co/zz0ykJE0m3)
ただ、怪談話としてなら、池川伸治「愛子の鬼ボクロ」収録の「僕の想い出」に記載がある
1950年頃既に「あかい紙 白い紙」の怪談が存在していたとは驚きです!