ついでに、ストリッパーがヒロインの貸本漫画作品がある
川田漫一先生「愛よしあわせに」(「アイドル①」(八光プロ/220円)収録)
残念ながら、ストリップのシーンはなく、ポスターのみ(昔は、ストリップが地方巡業していたのだろうか?)
印象に残るは、むっつりスケベな主人公のツラばかりだなあ
赤塚不二夫「ニャロメのおかしなおかしな囲碁格言」(日本棋院/1983年)
赤塚キャラが囲碁格言の解説をする本だが、成人の囲碁ファンだけでなく青少年も読む可能性があるというのに、豪快なSEXネタを盛り込んでいる
これが赤塚先生の心意気なのであろうか?
(単に下ネタが好きだったからかも…)
(エロ注意です!)
あまりに濃さに衝撃を受けた…。
エロ漫画なんだから、ヒロインをもう少し可愛く描いてくれたって、いいじゃないか!
歯並びの悪さまで、きっちり描いているところに作者のこだわりを感じる。(モデルはいるのだろうか?)
(「漫画ボイン」(平和出版株式会社)1980年8月号より)
巴里夫「○×カレンダー」(1970年「りぼん正月特大号」付録)
私が産まれる前の話なので、推測だけども、受験が本当に「戦争」だった頃の作品
巴先生は心温まる作品が多いが、これは、親や教師の虚栄心のために、心を病む女児をリアルに描き、非常にシリアス
一応はハッピーエンドだけど、読後感は重い
古賀新一先生の代表作の一つ「白へび館」。蛇が、人間だけでなく、実に色々なものに化けて、襲いかかってくるのが見所。でも、さすがに「夏みかん」には意表を突かれました。というか、わざわざ夏みかんに化ける必要があるのか…? ともかく、蛇ではありますが、どこか可愛く、和んでしまいます。
しんどう秀章「恐怖への旅」
奇妙な霧に包まれた青年の身体が縮むという内容だが、リチャード・マチスン原作のSFホラー映画「縮みゆく人間」が元ネタ
好美のぼる「呪いをあなたに」、いけうち誠一「小ちゃくなあれ」等、人間の縮小化を扱った怪奇漫画があるが、この映画に影響を受けているのだろうか?
このシーンを読んで、「伊藤潤二先生は、さすがわかってらっしゃる!!」と感銘を受けた。
「ロメロ流はもう時代遅れ」とか、ぬかす男とは別れて当然だ!!
(「シーイズアスローウォーカー」(「アイアムアヒーロー公式アンソロジーコミック 8 TALES OF THE ZQN」収録)より)
でも、パトカーのサイレン音に関しては、松田辰彦先生「蟻グモ」のこのコマにとどめを刺すだろう
パトカーのサイレン音だからって、「パトカー パトカー パトカー」はさすがにないんじゃないか?!
高園寺司先生のセンスだと思う