黒田みのる先生「離魂届」(「パンドラ」1988年8月号)
アル中の女性が、別居中の旦那に離婚を切り出される。彼女は彼を酒風呂に入れて、溺死させるが…という内容
どんな下世話な話題でも、オカルトと強引に結びつける手腕は流石!!…と言うより、謎過ぎ
唯一無二の言語センスは再評価されるべきです!!
中島徳博「哀愁のナポリ」
駆け出し画家の日本人青年と資産家のイタリア娘の悲恋を描いた「純愛ロマン」…というだけでなく、イタリア旅行の気分まで味わえるお得な一冊
カプリ島(青の洞窟)、ポンペイ、カステロデ・ローヴォ(花火)といったエキゾチックな要素をストーリーに効果的に絡め、(続く)
麻雀の世界にも「レインマン」でダスティン・ホフマン演じるサヴァン症候群の兄みたいな御方がいた
漫画にあれこれ口を出すのは野暮ではあろうが、麻雀の牌を全部覚えるって実際問題どうなんだろう?
「レインマン」のカードカウンティングより凄いかもしれない(けど、博打をしないのでわからない…)
貸本「若い仲間たち 夢に別れを」(220円/曙出版)収録の団鉄也「雨夜の星」
絵で見ると、江戸川きよしと同一人物だと思う
団鉄也先生は「新戦艦大和」の作画をされた御方のようだが、未読のため、はっきりとわからない
詳しい方に見比べてもらい、感想をお聞きしたいです
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ちなみに、作品の主人公のエロ小説家、川下草薫のモデルは「川上宗薫」に違いない(読んだことないけど)
https://t.co/Ng1qgZAqK6
あくまでも想像だが、辰巳先生は川上宗薫の作品を読んで、イメージを膨らませたのではなかろうか?
能坂の「四畳半襖の張りかえ」裁判(ソノママ)も時代を感じさせる
小学生の頃、「パンク・ポンク」の一話、「パンツ・コレクター・ボニー」のこのコマ(左の画像)を目にした時、たちいりハルコ先生は絶対、天才に違いない!と思った。
不惑を過ぎた今でも、その確信は全く揺るがない!!
「NEWパンチザウルス」(1989年7/4号)掲載の、水木しげる先生へのインタビュー
右下の、鬼太郎人形の写真が余りに気色悪くて、衝撃を受けた
「チャイルド・プレイ」のチャッキーなんか木っ端微塵にしそうな禍々しさ
水木先生よりも日野日出志先生のテイストに近いと思う
それとも、原作に忠実だとか?
岩浪成芳の別名義に「東妖介」がある
私はそこまで年季が入っていないので、東妖介名義は「処女の泉」(「女の内幕」1973年4月号/日晴社)しか持っていない
そのスジでは大人気の「漫画ブラックパンチ」に描いてはいるが、もうとても手が出ない
グッピー書林さんあたりが復刻してくれると嬉しいなあ
坂○九に関しても、ニキビがあるから、別人ということなのでしょうか?
でも、「あたり前田~」や「上を向いて~」とかそのまんまで、テレビ局からクレームついたら、言い逃れはできないでしょう
貸本だから描けた作品なのかも…
あと、風呂場の場面に「トルコ風呂」が使われていて、おおらかだなぁ~
みね武「マグナム坊主」(1985年?)
戒律無視しまくりの肉体派坊主(髪はヅラ)が活躍するアクション漫画で、「コミックVOW」でも取り上げられた、由緒ある(?)作品
墓石を攻撃に用いた、あまりに荒唐無稽なアクション・シーンの数々が個人的に大ヒット!
「女犯坊」の竜水と勝負させてみたい
「お葬式」と来れば、当然「足が痺れ」で、映画でも触れられている
戦後、社会の西洋化により正座の機会が減ったことが原因だろうが、私の知る範囲では、1968年の漫画にその手の描写がある(谷ゆきお先生「歩く石像」)
葬式での足の痺れを最初に扱った漫画がいつ頃、描かれたのか、ちょっぴり気になる