肉食が御法度だった江戸時代、庶民は隠れて肉を食べた。
農機具の鋤(すき)を鍋に見立て、獣肉を鉄板焼きにして食べたという。これがすき焼きのルーツとの説がある。
人里離れて開催される、野生味溢れる秘密パーベキューパーティー。
すき焼き丼を食べながら、人々の秘めたる肉食への情熱を想う。
鳴かず飛ばずだった新人時代の西原理恵子先生。上野の蓬莱屋でヒレカツ定食を食べるために2500円を貯めていた。
普段はパンの耳を齧ってでも月に一度は本物を味わう。
いつかトンカツ代をポンと払える自分になることを夢見て仕事を頑張る。
大正から愛され続ける蓬莱屋のヒレカツ。いつか味わいたい。
長崎懸垂…いや、長崎県議がJR車内で懸垂したことを咎められ、総務委員長辞任に追い込まれたという。
嘆かわしい。日本男子たるもの、目の前にバーがあれば懸垂を始めるのは当たり前のことだ。むしろ議員全員が並んで懸垂を遂行してもいいらいだ。
長崎県議は全員男塾で性根を叩き直すべきではないか。
♪うさぎおいし かのやま
の「ふるさと」ついては先生が「美味しいじゃないですよ。うさぎを食べる歌じゃないですからね」と教えてくれたので♪追いしと理解していた。
でも歌う時は「♪うさぎ美味しい」と、うさぎ料理への憧れを歌声に込めた。
そう言えば、未だにうさぎ料理って食べたことないなあ。
結婚相談所では、お見合いでしていけないNG質問があるのだそうだ。
「得意料理はなんですか?」
これを尋ねると「この人は私を家事奴隷にしようとする差別主義者だ!」と騒ぎ立てる会員がいるのだという。
まあ気持ちは分からなくもないけど、うーん…。
なんていうのか、今の若い人って大変だなあ…。
約3500年前、中東である男が考えた。
羊の血を食料にできないか。
試行錯誤の末、胃袋に血と脂肪を詰めて茹でると程よく固まり味も良くなることを発見した。
ソーセージの誕生である。
その後燻製技術により保存食として発展し、香辛料が使われる14世紀になるとほぼ現在の形のソーセージになった。
戦時中の物資統制により酒造産業に割り当てられる米が大幅に削減された。そこで開発されたのが三増酒だ。清酒を倍量のアルコールと水で水増しして糖分とグルタミン酸で味を整えた…かったのだが実際は酷い味だった。
不味い三増酒をいかに美味しく飲むか、戦下で呑兵衛たちの挑戦が始まった。
(続く)
江戸時代までの日本では肉食禁止令がよく出された。ただし鳥は禁止対象から外れることも多かった。
そこで庶民はうさぎはぴょんぴょん飛ぶから鳥だ!と主張して食べていた。うさぎを一羽、二羽と数えるのはその名残だ。
うさぎとしては「鳥だけ外すなよ!…てか鳥じゃねえよ!」の心境だったろうなあ。
カレーヌードルにおいて麺は前座に過ぎない。残りスープで作るカレードリアこそがメインだからだ。
カレースープとご飯を混ぜてとろけるチーズをのせトースターでこんがり焼く。
カレードリアの出来上がりだ。
せっかくのカレーヌードル、余すことなく味わい尽くしたい。
少し前にケイスケホンダの「ラーメンは2000円出すべき。俺なら出す」とのドヤ顔発言が話題になった。それに対しホリエモンが「俺が食べてるラーメンは一万円だけど」との自慢で返した。
金持ちのマウント合戦は金持ち同士でやればいい。
庶民は自分が好きなものを好きに美味しく食べながら暮らしたい。
ケイスケホンダなど最近の金持ちマウント発言の特徴は、ただの金持ち自慢を「日本人の賃金が〜」などいかにもボク社会問題に関心あります的な体で言うところだ。
どう取り繕ってもただの金持ち自慢なのだから、スネ夫を見習って清々しいくらいあっぴろげに自慢しとけばいいのになあ。