大阪の「永井GO展」にて「デビルマン」の「ジンメン」回の原画を観て、あしべゆうほ先生の「魔獣の棲む森」を思い出した
この作品にはザンゴウという亜空間から来たモンスターが出てきて、食べた人間を身体の表面や触手に複製することができる
「デビルマン」の影響は勿論あるとは思うが、(続く)
ツイートから約五年半後、ようやく判明(協力して下さった方々には感謝致します!!)
「毬夜の池」(1997年「ミステリーDX8月20日号増刊 ザ・ホラー」収録)
この作品の人形、いまだに本気で苦手(でも、興奮して何回も読み返してる)
にしても、「サスペリア」掲載と思っていたのに、思い違いかなあ…
古城武司・絵/梶原一騎・原作「 おれとカネやん」の母親の葬式のシーン
本来は悲愴なシーンであるが、母親が焼きイモを買いに行った帰りに交通事故死して、主人公が涙ながらに焼きイモを食べるというのが、感情移入しにくくて困る
「かあちゃんの愛…そ それをいまおれはくう!!」と言われてもなあ…
関すすむは珍妙な作品を幾つか残しているが、私のベストは「怨霊」(「オール怪談・75」)
何故か母乳が出るようになった老婆を、子連れの女幽霊が毎夜訪れる。乳を吸われた老婆は衰弱し、警告にも関わらず、息子に相談するが…という内容
「老婆から母乳」…この発想がどこから生まれたのかが永遠の謎
今、流行りのドローンだが、1980年頃には既にアイデアはあった模様
画像のものは現在のもととほとんど変わらない
とは言え、この辺りは専門外なので、詳しい方がおられましたら、ご教示頂けると幸いです
(画像は葉月シモン先生「ハート泥棒レピアン」(1979年「週刊マーガレット」春の増刊号)より)
木村光志「あやまち」
片親のため、まともな職につけない娘。ようやく就職できたものの、弟は愚連隊の仲間になり、更に、彼女の恋仲になった男はペテン師だった…という踏んだり蹴ったりな内容
唐沢俊一氏の指摘通り、当時の漫画には「貧乏」をテーマにしたものが多いが、これもその一つ
いい漫画です
おだりつこ先生「真珠のねがい」での祭のシーン
火を囲んで踊る中、太鼓の音がひたすら「ポンポコ」なのが味わい深い
実際、作者の頭の中では「太鼓の音=ポンポコ」だったのだろう
日本語は擬音語・擬態語が豊富と言われているが、漫画の中の擬音語・擬態語の変遷を調べてみたら、かなり面白いと思う